Smile日本酒第13回目に参戦してきました!
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なんということか!
うっかり写真を撮るのを忘れてしまいましたが、
今回も素晴らしい熱気!
ついに三部構成になるくらいの人気ぶりで、当蔵は、春霞さんと一緒に
秋田チームとして、第二部~三部を盛り上げて参りました。
ハイレベルな酒が揃っていましたが、
特に良かったのは???
二部の
豊島屋酒造の「屋守」!!
なんと、東京は東村山市の酒蔵。
もともと「金婚正宗」という銘柄の地元ブランドがあるのですが、これが
明治神宮のお神酒なんですって。
「屋守」は、セカンドブランドようなものかな?
前回もうまかったけど、今回も素晴らしい、現代的な味わいの
良酒を持ってこられておりました。
発音は「おくのかみ」だけど、みんな「ヤモリ」「ヤモリ」と連呼。
蔵元も、「ヤモリ」でオッケー! と絶叫。
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うまかったです。おすすめ。
三部は、我が秋田、NEXT5の一角である「春霞」の、
キラーアイテム「栗林(りつりん)」の出来が素晴らしかったです。
この酒、6号酵母で仕込んだ酒なんです。
私は帰郷してから、この酒を飲んでたいへん感動しまして、
それから、発祥蔵らしく自分のところの酒を、全部6号酵母で仕込もうと
決心したという経緯があるんです。
だから、当蔵にとっても、重要なお酒なんですね。
しかも、今回、お持ちになられたのは、新酒でなくて、20Byの一年熟成!
明らかに、今頃、飲み頃きてます! もっと伸びますよ?
と、造り手兼蔵元である、
栗林直章さんに尋ねたら、「うーん、出たときは、評判はぱっとしなかったんだけどねぇ」
ということ。そういうこと、よくありますね。
特に、最近の飲み手は気が早いというか、サイクルがそうなっているんでしょうが、
新酒のときに、ちょっと飲んで、飲みづらいと「この銘柄、今年ダメ」って判断される傾向が
あるような。
でも、きちんと熟成してからが、酒の本当の旨さが現れるのです。
(あらわれないで、搾った直後から劣化していく酒も多いですが)
栗林さん曰く、
「本当は、全部、一年くらい熟成して出したいんだよねえ」ということ。
ダレやすい、表面的な酒が多くなっている、今、なんていう格好いい台詞。
当蔵も見習わないと!
しかも、これ、彼が杜氏になって一年目の酒ですよ。なんという才能でしょうか。
当蔵は、「美郷錦」と「亀ノ尾」55%を持っていきましたが、
やはり、冷やでありましたし、やや甘口に仕上がった「亀ノ尾」が好評価っぽかったです。
個人的に好きな酒なので、喜んでもらえまして嬉しい限りでした。
「美郷錦」の酒は、風格あるのですが、冷やでは甘み少なすぎて、渋・硬も残るし、これから?
というところでしょうか。勉強になりました。
本当に今回も、いい会でした。ではでは。